コインパーキング経営って儲かるの?メリットデメリットや儲ける秘訣を解説

コインパーキング経営って儲かるの?メリットデメリットや儲ける秘訣を解説

「遊ばせている土地をコインパーキングに活用できないか」と考えている人も多いのではないでしょうか?遊休地を放置しておくと固定資産税がかかるだけ、おまけに雑草を刈るには手間も費用もかかります。しかし初期費用のあまりかからないコインパーキングに活用すれば、リスクは少なく儲けられる可能性があります。そこでこの記事ではコインパーキングの需要はあるのか・メリットデメリット・儲ける秘訣などについて解説します。

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コインパーキングの需要はどうなの?

2020年に一般社団法人日本パーキングビジネス協会が発表した駐車場便覧によりますと、コイン式駐車場の状況は下表のようになっています。これを見てお分かりのように、駐車場数および車室数とも順調に伸びています。特に500㎡未満の数が増えており、コインパーキングの需要は今後ともあると考えてよいでしょう。

出典:一般社団法人日本パーキングビジネス協会

コインパーキングの経営には3つの方法がある

一言でコインパーキングといいますが、次のように3つの経営方法があります。

  • 自己運営:設備設置から運営・管理まで全てオーナーが自分で行う方法
  • 管理委託方式:初期費用や管理費用はオーナーが支払い、管理業務を運営会社に委託
  • 一括借り上げ:運営会社に土地をまるごと貸して初期費用から管理・運営まで行い、オーナーはあらかじめ決めた固定賃料を受けとる方法

3つの方式をまとめると下表のようになります。

自己運営管理委託一括借り上げ
ランニングコストオーナーオーナー運営会社
管理・運営オーナー運営会社運営会社
収入売上によって変わる売上によって変わる売上に関わらず定額
メリットデメリット収入は多いが手間がかかる手間はかからないが管理費用を支払わなければならない安定収入を得られるが、賃料を下げられる恐れがある

コインパーキング経営のメリット

始めにコインパーキング経営のメリットについて説明しましょう。

初期費用が少なくて済む

コインパーキング経営は、初期費用をあまりかけなくても始められます。

アパートやマンションなどを経営する場合には、最低でも3,000万円程度の初期費用が必要です。しかしコインパーキング経営の場合は建物を建てる必要はないので、100万円程度から、一括借り上げ方式を採れば初期費用なしでも始められます。したがって想定した通りの駐車場稼働率を上げられれば、1年で初期費用は回収できるでしょう。

簡単に始められる

コインパーキング経営は、機器の設置と整地する程度ですぐに始められます。

アパートやマンション投資では、建物のプランニングと建設・入居者募集・内覧とさまざまな準備が必要で開業までは一定期間を要します。しかしコインパーキングは、1カ月もあれば開業できます。

ほかの使い方に転用しやすい

コインパーキングは更地にするのは容易なので、すぐにほかの土地活用に転換できます。

アパートやマンションでは、建物を壊してほかの活用方法に簡単には転換できません。しかしコインパーキングでは、売却・アパートやマンションの建設・自宅の建設など、やめたいときに簡単にほかの活用方法に転用できます。

どんな形状の土地でも経営可能

コインパーキングは狭く形が悪い土地でも、車が止められるスペースがあれば始められます。
最低1台分の駐車スペースと、精算機を置く場所が確保できれば経営が可能。狭小地で土地の利用法はないものか探している人にとっては、ありがたい土地の活用法といえるでしょう。

コインパーキング経営のデメリット

コインパーキング経営は、メリットばかりではありません。デメリットもあるので、よく考えて始めましょう

立地が悪いと空車になるリスクがある

コインパーキングは、良い立地でないと空車になるリスクがあります。
賃貸住宅でも立地は重要ですが、コインパーキング経営においても同様で、立地条件が悪いと駐車場の稼働率は低下します。したがって、始める際には周辺にコインパーキングを必要とする施設等があるか調査することが重要です。

ほかの土地活用法と比べ収益性は劣る

コインパーキングは、土地の上部空間への展開ができないので土地の収益性はよくありません。アパートやマンションの場合には、3階・4階と縦に展開できますが、コインパーキングは平面だけなので、土地の価値を高めることはできないといえるでしょう。

固定資産税の節税対策としては使えない

コインパーキングは、固定資産税や都市計画税の優遇措置が適用にならないので節税はできません。
建物が建っていれば住宅用地の特例が適用になり、小規模住宅用地の場合には固定資産税は評価額の1/6、都市計画税は評価額の1/3に減額されます。しかしコインパーキングは、住宅用地の特例が適用にならないので税負担は大きくなります。

コインパーキングで儲ける秘訣

それではどうしたらコインパーキングで儲けられるでしょうか、その秘訣をご紹介しましょう。

コインパーキングの需要がある立地かよく検討する

コインパーキング経営が成功するか否かは、周辺に駐車場のニーズがあるかどうかにかかっています。
いくら立派な駐車場を作っても、いくら料金を安くしても需要がなければコインパーキング経営は成り立ちません。したがってコインパーキングを始める際には、周辺に需要があるかどうか調べることが必要です。近くに車を利用して集まる商業施設や病院などがあり、周辺に駐車場が少なければよい立地と判断できるでしょう。

信頼できる管理会社を選ぶ

コインパーキング経営を始めるときには、パートナーになる信頼できる管理会社を選ばなければなりません。
管理会社は、集金回収・設備メンテナンス・清掃・ポスター掲示・不正駐車対応・トラブル対応などさまざまな仕事をしてくれます。したがって、多岐にわたる業務を的確にこなせる管理会社を選ぶことが、成功の秘訣といえるでしょう。
なお駐車台数が少なければ自己運営でも可能ですが、台数が多い場合には管理会社に委託したほうが無難です。管理会社の選び方は、複数社に見積もりを依頼した際の相手方の対応や提案などで判断できます。

周辺のコインパーキングの稼働率や料金を調べる

コインパーキング経営をする場合には、周辺の駐車場の稼働率や料金をよく調べ参入するようにしましょう。
周辺コインパーキングの稼働率が悪いと、いくら料金を安くしても利用する人は少ないでしょう。また参入する際には近隣のコインパーキングの料金を調べ、妥当な料金体系に設定することが大事です。コインパーキングを利用する人は、まずは料金の安い駐車場を利用するので、絶えず周辺の価格動向をつかんでおかねばなりません。

まとめ

遊休地を活用したい場合には、コインパーキングも選択肢に入れて検討するべきです。コインパーキング経営は、初期費用は少なく済むためリスクも低いです。また土地をほかの活用方法に転換する場合には、簡単に変更できるのも大きなメリットです。しかしコインパーキング経営はメリットが多いといっても、利用者がいなくては経営は成り立ちません。始める際には、立地や競合の状況をよく把握して参入するようにしましょう。

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